Omochi_S2のブログ

うつ病患者の日常。

③新卒入社の会社を辞めて、転職

こんにちは。おもちです。

 

②を読んだ方も読んでない方も分かるよう

話を進めていきたいと思います。

 

 

身近な人の死に直面してから、

自分の仕事に集中することができなくなり

周りがとても気になるようになりました。

 

 

この人は悩んでいないか。

 

このお店はどんなお店なのか。

 

私はどう思われているのか。

 

メンバーが変わっても続けられるのか。

 

 

こんな気持ちで仕事が続けられることもなく

先輩に相談してみることにしました。

 

同じお店の先輩方を

信頼していなかった訳ではありませんが、

心配をかけたくなかったので

他店舗の先輩に話を聞いてもらいました。

 

すると、

「辞めちゃえばいい。」と即答されました。

 

私の中で、これは悪い意味ではなく

思ってもいなかった『気付き』でした。

仕事を辞めるという考えがなかったからです。

 

あぁ、辞めればいいんだ。

仕事はこれだけじゃない、ここだけじゃない。

そう気付かせてくれました。

 

でも、当時の私は、

特にやりたいこともありませんでした。

なので辞めると言ってもたくさん悩みました。

 

大学卒業の流れで

地元ではなく一人暮らしのまま仕事をしてきて

 

地元に戻って仕事を探すのか

 

またこの辺で仕事を探すのか

 

やりたいことがない分、選択肢が多すぎて

なかなか行動に移すことができませんでした。

 

ですが、

地元で生活するという選択肢は

大学を決める時から私の中にはなく

一人暮らしをして自立したいという気持ちが

強かったので、

やっぱり当時の家から通えるところで

仕事を探そうと決めました。

 

初めての転職活動。

何も分からない状態でよくある転職サイトに登録し

とりあえず、興味を持てそうな仕事を探しました。

 

売店の仕事をしながらですが、

転職活動をしてアウトソーシングの会社に

内定をもらうことができました。

売店の会社より、

名前も知られていない会社ですが

 

自分に合わないと思えば現場を変えられる

 

やりたいことが明確ではない私にとって、

当時はとても都合の良い環境だと思いました。

 

転職活動をしていることは、

誰にも話していませんでした。

 

全てが決まってから、

同じお店の私の教育係である先輩に

いちばん最初に報告をして、

その次の日に店長へ報告をしました。

 

止められるのも先延ばしになるのも

避けたかったので、

その日のうちに本社へ連絡し、

残りの納車を全て済ませること、

有給の消化、

それを加味して辞める日付を確定させました。

 

最終出勤日までの業務は基本お店で、

自分のお客様へ

一言一言手書きで全員分コメントを書いた

ハガキを作成しお知らせすること。

なるべくお店に来られるお客様は

お店に来てもらい直接挨拶すること。

あとは、通常通りの業務をこなすことでした。

 

一日一日を大切に、

お店の人や他店舗の先輩方、お客様には

感謝の気持ちを込めて業務に励みました。

 

最後、保険証や退職手続きをするため

本社を訪れた時

なかなか会えなかったお世話になった部長や

役員の方々にも挨拶ができ、

私はここで学んだスキルを活かして、

次の会社で頑張るという希望を胸に

退職しました。

 

 

 

ここまで聞くと、

ただ、しんどいことがあって転職しました!

ってよくある話に聞こえますね。

実際、退職は円満退社でしたし、

今でも仲の良かった先輩方は

たまに連絡をくれたり、元気にしてるか?と

心配してくれます。

 

会社や事件のあった店舗に

問題があったかもしれないけれど、

私にとっては学生から社会人にしてくれた

とても思い出深い大切な場所です。

 

ただ、②で起こった死は

何年も経った今でも忘れたことはありません。

 

 

 

なんだ元気じゃないか!と思っていますよね。

まだ、序盤です。20代前半の話ですよ。

 

 

 

次回から、新しい職場でのお話をしますね。

つまらないかもしれませんが、

私の生きた証として書き残させてください。

 

 

 

おもち