Omochi_S2のブログ

うつ病患者の日常。

②学生を卒業、社会人になって

こんにちは。おもちです。

 

前回の続きを書いていきたいと思います。

 

意味深な書き方で終わってしまったので、

どんな大したことがあったのだろう。と、

想像した方もいるかもしれませんが

 

捉え方は人それぞれなので、

どうか病みやすい人は読まないでください。

 

③からでも流れは分かりやす書く予定なので

安心してください。

 

今回は少しだけ長くなります。

 

それでは、本題に入りますね。

 

 

私にとってはすごく衝撃的な出来事でした。

今思えばここから

私の心は壊れ始めていたのかもしれません。

 

 

私は、前回の記事で書いたように

2年半、会社と仕事と向き合って

自分なりに、精一杯働きました。

 

書いた通り、2年半でその会社を退社しました。

 

直接的に嫌なことがあったわけではありません。

 

確かに、営業職なのでノルマがあったり、

体力的にも女性にはハードな面もありましたが、

私はお店の仲間たちが大好きだったし、

同期や他店舗の先輩方も好きだったので

人にはとても恵まれていたと思います。

 

2年半しか働いていないので100名弱の

お客様しか自分のお客様はいませんでしたが、

子どもたちと仲良くなったり、

何台も買ったり、買い換えてくれたりと、

私を選んでお付き合いしてくれるお客様ばかり。

皆さんとても良い方たちで大切にしていました。

 

 

忘れもしない出来事。

 

 

なんでもない、平日の展示会。

私はその日当番で朝から締めまで会場にいました。

 

いつも通り、各店舗からも先輩方が来て、

同じ店舗の先輩も来て、いつも通りに働きました。

 

いろんな店舗の人が集まるので、

おはようございます!と挨拶から始まります。

何も特別なことはありません。

 

合間には、

仕事の話をしたり、お昼休憩の調整をしたりと、

自然とみんなと言葉は交わします。

 

それぞれ仕事を終え、

会場を閉めて、その日は直帰しました。

 

次の日は納車があったので、

お店で仕事をしていました。

 

私はお店にいて、販促の仕事をしていたので

他の店舗や展示会の会場の様子を

何も知りませんでした。

 

何かザワザワと心が騒ぎだしたのは、

緊急で店長会議が行われると聞いた時でした。

 

いつもより遅い時間にも関わらず開かれた会議。

次の日も仕事だった私たちは

内容を知らないまま、帰路につきました。

 

もうすぐ家だというときに、

店長から電話があり

話さなければならないことがある。と、

店に戻るよう指示がありました。

 

急いで戻ると、営業だけが集まっていて

すごくすごく重い空気が流れていました。

 

全員が集まると、店長は口を開き

今朝、他店舗の社員が首を吊った状態で

見つかった。と、告げられました。

 

私は昨日、

その人と同じ会場で仕事をしていました。

挨拶も交し、お昼休憩の話もしてました。

私と、その日同じ会場にいた先輩は、

言葉も出ずただ涙を流して話を聞いてました。

マネージャーはその人と仲が良かったので、

私には分からないほどショックだったでしょう。

 

その時点では

何も詳しいことは分かっておらず、

その事実だけを伝えられ解散しました。

 

泣きながら運転して帰りました。

昨日見た姿が頭から離れませんでした。

 

他店舗で歳も離れていた先輩だし、

特別仲が良かったわけではないし、

口数の多い人ではなかった。けど、

とにかく真面目で

優しいという印象が残っています。

 

昨日、どんなことを思っていたのだろう。

もっと話しかけていれば

悩んでいることを話してくれただろうか。

当時はたくさん昨日の自分を責めました。

 

きっと、何もできなかった。

何をしても、結果は変わらなかった。

今は、そう思っています。

 

気が付けば、入社当時から

同期は半分に減っていました。

 

自分の仕事に夢中になっていただけで

同期の1人はうつ病で異動になっていたり、

先輩でうつ病のような症状になっている人が

何人かいたりもしました。

 

あぁ、私は恵まれた環境で

仕事をしていたんだ。と気付かされました。

 

同時に、

もし異動で働くメンバーが変わったら

私も同じようになってしまうのかな。

 

一気に不安が押し寄せてきました。

 

そして、

ここ(この会社)には居られない。

そう、思うようになったのです。

 

 

 

一気に壮絶な展開になってしまいましたね。

その後については、また次回。

 

 

おもち